こんにちは!
今回は京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの番外編「百器徒然袋 雨」と「百器徒然袋 風」のご紹介です!
この2作品は、百鬼夜行シリーズ本編を読んでる方ならご存知、あの探偵、榎木津礼二郎を主役に据えた作品です。
もう、私なんかはね、この百器徒然袋、大好きで。
何回も読み返してます。
とにかく榎木津が面白くて。
のっかっちゃってる京極堂も面白いし。
この作品には、小説読んでいて初めて吹き出したという思い出がありますよ。
榎木津礼二郎とは?
主な登場人物
あらすじ
「鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱」
知り合いの大河内に紹介され薔薇十字探偵社を訪れた「僕」がそこで出会ったのは、推理も調査もしない探偵榎木津礼二郎だった。
「瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤」
鳴釜事件のお礼をしに探偵事務所を訪れた僕は榎木津の父親が甕を探していることを聞く。
「山颪 薔薇十字探偵の憤慨」
友人に頼まれ中禅寺のところに向かった僕は、中野駅で人を出迎えに来ていた中禅寺と関口に会う。
中禅寺たちと落ち合ったのは僧侶たちで、聞いてもらいたい話があるという。
百器徒然袋 風
「五徳猫 薔薇十字探偵の慨然」
幼馴染の近藤とともに世田谷の豪徳寺を訪れた僕は、二人の女性の一方から榎木津の名が発せられたのを聞きつけ、つい声を上げてしまう。
とっさに榎木津の助手だと嘘をついてしまった僕は榎木津を知っているという奈美木セツという娘から、もう一人の女性梶野美津子の依頼事を探偵に伝えて欲しいと頼まれてしまう。
「雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑」
榎木津の事務所、榎木津ビルヂングを出てすぐ僕は拉致されてしまい…。
「面霊気 薔薇十字探偵の疑惑」
近藤の家に何者かが侵入する。
被害状況を調べるため、押し入れの中のものを出すと、そこから来歴不明の厳重に封印されたお面が見つかり…。
ということで以上、百鬼夜行シリーズの番外編「百器徒然袋 雨」と「百器徒然袋 風」のご紹介でした。
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