こんにちは!
今回は、綾辻行人さんの館シリーズの作品一覧とあらすじ、シリーズを読んだ私の感想を書いてみました!
館シリーズとは
ちなみに、館シリーズとは建築家の中村青司が関わった奇妙な建物で起きた殺人事件を、探偵役の島田潔が解き明かしていくシリーズのことです。
あらすじと作品一覧
十角館の殺人
四方を断崖絶壁で囲まれた孤島「角島」。
そこに建つ奇妙な館、十角館を大学のミステリ研のメンバーが訪れる。
しかし、半年前に十角館を建てた中村青司を含めた謎の四重殺人が起きたというその島で、ミステリ研のメンバーは次々と殺されていってしまう。
水車館の殺人
仮面をつけた主人が隠れ住む水車館。
この館では、一年前二人の男女が死に、一人の男が姿を消していた。
そして、事件が起きた一年後、この館を客人が唯一訪れるその日、主人の部屋にこの家を出ていけという便箋が置かれているのが見つかる。
迷路館の殺人
地下の館、迷路館に招待された作家たちは招待主の宮垣葉太郎の遺産を賭けた小説のコンテストに参加することになる。
しかし、そんな中、密室状態の館で次々と人が殺されていってしまう。
人形館の殺人
亡くなった父親が作ったマネキンがあちこちに置かれている「人形館」に引っ越して来た飛龍想一。
そんな彼の周囲で奇妙な出来事が起こり始めて…。
時計館の殺人
鎌倉にある時計屋敷。
収集した古時計でいっぱいだというその屋敷では、九年前持ち主の古峨倫典が亡くなった前後にたくさんの人死にが出てるという。
そして、いつしか、古峨の娘だという幽霊が徘徊するという噂が立つようになっていた。
そんな亡霊の取材をする為、霊能力者と取材チームは時計館を訪れる。
しかし、霊能力者は消え取材チームのメンバーが殺されているのが見つかり…。
黒猫館の殺人
ホテル火災によって記憶を失った老人鮎田冬馬。
唯一の手がかりは、老人自身が書いたと思われる手記だった。
島田は、その手記が現実にあったものなのか調べ始める。
暗黒館の殺人
九州の山奥にある暗黒館という異名を持つ洋館に、当主の息子玄児に招待された大学生の中也は、ダリアの日の宴に参加することになる。
びっくり館の殺人
あやしい雰囲気をただよわせるびっくり館で起きた密室殺人事件の真相とは?
奇面館の殺人
条件にかなった人間を何人か招待して一泊二日をともに過ごす。謝礼は二百万。
そんな会を不定期に催す影山逸史は、今回は奇面館に6人を招待する。
主人の前では仮面をつけるという奇妙なルールがある中、季節外れの吹雪と壊された電話によって閉じ込められた館の中では、頭部と指が切り落とされた死体が見つかり…。
感想
このシリーズは、とにかく驚きがヤバイんですよ
特に私は1作目の十角館の殺人と3作目の迷路館の殺人が大好きでして!
十角館は、あれ?からの、えー!!?で。もう本当に凄いんですよ。
ちなみに、十角館の殺人は、好きすぎて真相知ってるのに、4回くらい読んでます。
迷路館は、このページを書くのに一応読み返した以外は、ずっと読んでいなかったんですけど、それは記憶に凄まじく残り過ぎちゃったせいなんですよね。
いや、十角館も忘れようがないものなんですけども、迷路館ももう本当にねぇ。
当時の私にとって、本当に本当に衝撃が凄かったんですよ。
だから、好きな作品は、わりと読み返す私がずっと読めずにいたんですよねぇ。
鮮烈過ぎたんですよ。
と、大好きな2作品のことを書きましたが、他の作品も面白いので。
時計館とかもおすすめです。
館シリーズは、出来れば、私と同じように出来るだけ早く(私が読んだのはまだ数冊しかミステリー小説を読んでない頃でした)読んで欲しい作品です。
ぜひ手に取ってみてください!
関連リンク