おすすめの日常の謎もの小説をご紹介!

2024年1月23日火曜日

ミステリー小説

こんにちは!


今回は、日常の謎もの小説のご紹介です!

こういう作品があるんだなという参考になればと思います!

おすすめ!日常の謎もの小説をご紹介


春期限定いちごタルト事件

米澤穂信

小市民を目指しているのに、つい事件に関わってしまう小鳩くんと小佐内さんを描いた作品です。

ゆるっとした感じが私の好みでした。
主人公二人のキャラも面白かったです。



氷菓

米澤穂信

省エネが信条な高校生折木奉太郎が、入部した古典部の部員たちから頼まれた謎を解いていきます。


読むのが遅くなっちゃって、凄く後悔した古典部シリーズ第一作目です。

シリーズ丸ごとおすすめしたい日常の謎もの作品です。



タルト・タタンの夢

近藤史恵

ビストロ・パ・マルは、カウンター七席、テーブルが五つの小さなフレンチ・レストラン。

そんなフレンチ・レストランの料理長、三舟さんが謎を解き明かし、助言もしてくれます。

読みやすい、優しい読み心地の作品です!



夜届く 猫丸先輩の推測

倉知淳

神出鬼没の名探偵猫丸先輩が遭遇した謎を解き明かします。

ミステリの面白さと、探偵役の猫丸先輩のキャラが魅力的な連作集です。

ちなみに猫丸先輩シリーズは、殺人を扱った作品もありますが、日常の謎ものもまだ他にあるので気になった方はそちらも。


和菓子のアン

坂木司

デパ地下の和菓子店で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)が、お客さんたちが持ち込んだ謎について周囲の人々とともに考えていきます。

和菓子のことも学べちゃう作品です。


空飛ぶ馬

北村薫

「私」の日常の謎を落語家の円紫さんが解き明かします。

日常の謎といえばな作品ですね。




名古屋駅西 喫茶ユトリロ

太田忠司

東京から名古屋大に通うため、名古屋に住む祖父母の家に下宿する主人公が名古屋めしにまつわる謎に挑んでいきます。

名古屋めしと優しい人柄の主人公が魅力的な作品です!



ななつのこ

加納朋子

主人公の駒子が手紙で送る日常の謎に「ななつのこ」の作者佐伯綾乃さんが答えを書いて送ってくれるという作品です。

作者の綾乃さんは、駒子が不思議に思った日常の謎を手紙の内容のみで解き明かし、時には関わった人物の心情や駒子への言葉も添えて送り返してくれます。

謎を通したやり取りが素敵な作品です。



ハートブレイク・レストラン

松尾由美

フリーライターの真衣が仕事場として使うファミリーレストランで出会ったおばあちゃんが話を聞いただけで謎を鮮やかに解き明かしていきます。

柔らかい優しい雰囲気の作品です。


ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

三上延

鎌倉にある古本屋、ビブリア古書堂の店主栞子さんが本にまつわる謎を解き明かしていきます。

本にまつわる色んなお話が面白いなと思いました。


殺し屋、やってます。

石持浅海

殺し屋の日常の謎ものです。

私、読む前は、なんとなく勝手に、なんやかんや殺せないみたいな主人公なのかなとか思ってたんですよ。
でも、ガチの殺し屋でした!
本当に殺し屋の日常!

異色な感じが面白くてがーっと読んじゃいましたね!


Rのつく月には気をつけよう

石持浅海

大学時代からの飲み仲間3人が、ゲストを迎えて飲み会を開き、そこで出た謎を長江が解き明かす宅飲みミステリーです。

お話は恋愛がらみが主で、宅飲みをしながらというのが楽しい作品です。


スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

友井羊

スープ屋しずくの店主麻野さんが訪れるお客さんの謎を解き明かします。

美味しそうなスープと温かなお話が魅力の作品です。


スイーツレシピで謎解きを~推理が言えない少女と保健室の眠り姫~

友井羊

吃音という悩みを抱える高校生の菓奈がお菓子絡みの謎を解き明かします。

主人公の菓奈と周囲の人たちとの温かな交流を描いた作品です。


菜の花食堂のささやかな事件簿

碧野圭

東京郊外にある菜の花食堂で開かれる料理教室の助手優希や、生徒たちが悩む謎をオーナーの靖子先生が解き明かしていきます。

探偵役の靖子先生が、謎の答えとともに温かみのある言葉をかけてくれるのが良いです。
美味しそうな料理も魅力!



蒼林堂古書店へようこそ

乾くるみ

蒼林堂古書店のマスターとお客さんたちがささやかな謎解きを楽しんでいきます。

この古本屋さん居心地がよさそうで通いたくなります笑

ミステリ案内も付いてるのでミステリ小説を買う参考にもなるのではと思います!




シリーズの途中だけど…


あと、この作品はシリーズの途中なんだけど(猫丸先輩は、どこから読んでもあんまりどうってことはないので上に書いちゃいましたが)日常の謎もの作品だから紹介したいなという作品も書いておきますね。


風ヶ丘五十円玉祭りの謎

青崎有吾

学校に住む天才裏染天馬が謎を解き明かしていく(裏染の妹が謎を解き明かす一編も含めた)短編集です。

普段は殺人事件に挑む裏染が、本作では学食のどんぶりを返却せずに放置した犯人探しやお祭りの屋台のお釣りの謎などの日常の謎に挑んでいます。




わたしたちが少女と呼ばれていた頃

石持浅海

中高一貫の女子高に通うわたしに出来た新しい友人、碓氷優佳はわたしたちの日常に潜む謎を解き明かしてくれて…。

この作品は、犯人と探偵の対決を描いた倒叙もののシリーズ碓氷優佳シリーズの探偵役である碓氷優佳が高校生のお話(スピンオフ作品)です。





こういうのもあります


競作アンソロジー 競作五十円玉二十枚の謎

本書は、若竹七海さんが、実際に体験したという謎をテーマに、プロ作家さんと一般公募の作品を掲載したアンソロジーです。


かなり昔に読んだので当時のことはあんまり思い出せないんですけど、確か倉知さんの作品が入っていたことと…(ちなみに倉知さんは、一般公募で、猫丸先輩がすでに登場しています)


あと、多分、なんか気楽な謎が読みたい、この謎なら疲れないはず…という理由で買ったんだったと思います。

何しろ五十円玉二十枚を千円札に両替していくのはなぜ?という謎ですからねぇ。
これぞ日常の謎!な親しみやすい謎です。
なので、いいかなとここに書いてみました。

みなさんどう考えるんだろうって解答を読んでいくのも楽しいですし、自分でもあれこれ考えてみるのも楽しいのではと思います。




ということで、以上おすすめの日常の謎もの小説のご紹介でした!



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