こんにちは!
今回は、警察小説のおすすめ作品のご紹介です。
警察小説のおすすめ作品
犯人に告ぐ
雫井脩介
闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。
劇場型捜査というのが変わっていて面白かったです。
たまに読み返すくらい好きな作品です。
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
内藤了
謎の連続自殺事件。被害者は、かつて自分が犯した殺人事件と同じ手口で死んでいく。事件を追う新人刑事・藤堂比奈子が出会ったおぞましい真実とは!?
ホラー小説でもあって、ちょっと凄惨な事件を扱った作品なんですけども、主人公の比奈子が真っ直ぐで優しい女性なので、読みやすいんですよね。
教場
長岡弘樹
警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
警察学校を舞台にした作品です。
全てを見通しているかのような風間教官と学生たちの物語が面白いです。
孤狼の血
柚月裕子
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。
ヤクザものがお好きな方も楽しめる作品なんじゃないかなと思います。
ラストは、しびれましたね。
警官の血
佐々木譲
三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
3代に渡る警察官の姿を描いた作品です。
ちなみに、個人的には2代目が特に印象に残ってます。
64
横山秀夫
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
D県警シリーズシリーズ作品です。
D県警の広報官三上が主人公の物語で、警察組織内での苦悩や軋轢、葛藤、矜持が描かれています。
隠蔽捜査
今野敏
竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。原理原則を遵守するその朴念仁ぶりに、周囲は〈変人〉という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身命を捧げるべきだ。私はその信条に従って生きているにすぎない、と──。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。
身につまされるお話でした。
ラストは、ぐっときましたね。
富豪刑事
筒井康隆
キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。
富豪の息子で刑事の主人公が、金の力で事件を解決していきます。
私は、大好きです。この作品。
アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希
吉川英梨
警視庁に勤める原麻希は、以前捜査一課に勤務していたが、手柄争いに嫌気が差し、いまは鑑識課で働きながらふたりの子供を育てていた。ある日、麻希が自宅へ戻ると、息子と娘を預かったという誘拐犯からの電話が……。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての自分の上司、戸倉加奈子の姿があった――。
ぐいぐい読めちゃいました。
と、今日はここまでで。
一気に書けずで、すいません。
また、おいおい追記修正していきますので、よろしくお願いします